MANOR HOUSE鑑賞2回目の感想
徹夜で観てしまったMANOR HOUSEの感想~その2~。
長男の「ジョナスン」が他の家族と違い、一歩引いた感じでこのシミュレーションに参加しているのが印象的でした。自分の家族を、冷ややかな目で見ているのも好印象。
「脳が蕩けてるんだよ」は名ゼリフだと思います。
できればカメラに向かってではなく、自分のかぁちゃんに向かって言って欲しかったけど!
全体的に尺が短いのがもったいない。もっと時間を長くして、メイドさんやフットマン達の「日常」の部分を多めに出して欲しかった。「日常」があるからこそ、「イベント」や「階下の波乱」の部分が引き立つのだと思うのですが……。
下世話な言い方をするならば、「山あり谷ありの方が観ていて楽しい」ということです。イギリスの視聴者は、そういった部分を望まなかったのかな?まぁ、イギリスと日本の文化の差と言われてしまえばそれまでですが……。残念……。
「エドワーズ朝生活の手引き」内の「マンダーストン案内」に、マンダーストン邸の見取り図があるのは嬉しい限りです。
「このシーンはここにカメラを設置して撮ってたんだな」とか、「ここが毎朝祈祷をするホールか」とか、映像と見取り図を重ね合わせて観るのが、ちょっと楽しい。
特に階下の長い廊下は、「こうなっていたんだ」と感心してしまいました。
参加者の「その後」も記載されていました。これも非常に興味深く読めました。特に主人「サー・ジョン」がシェフのデュビアへの感想を述べているのが面白い!
最後のダンスパーティで公然と罵られたのが、相当お気に召さなかったのだろうと思います。
でも、
偉大なるエドワード王朝時代人が、自分の料理人に食に関する全てを託すなどあり得ないと思う。
という、完全に的外れな意見を言っているようでは、デュビアさんに「失敗作」と言われて当然かと思います……。
巻末の参考文献も本好きの自分にとってはイイ感じでした。
ただ個人的には、イギリスのドキュメンタリーがどのように創られるのかを書いた文献も、併せて紹介してもらいたかったと思います。
そうすることで、この番組が描き出そうとした「虚」と「実」が(製作者サイドが望む形ではないにせよ)より一層、際立つのではないかと思うのですが……。
もちろん、このDVDを100%純粋なドキュメンタリーとして見る人は少数派だと思いたいのですが、世の中はダメ人間のような「ひねくれ者」ばかりじゃないからなぁ……。
とりあえずいったん寝て、起きたら特典映像を観て、さらにもう一度本編に浸ろうと思います。
楽しみです!!
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