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2007年9月30日 (日)

おかげでトラブル対応はお手のモノ(前編)

さらに続きです。

……今回も長いです。スミマセン。

 

 

昨日(9/20)決めた調べ物を進めます。

まずは同様の被害がないか。

これは市が運営する【迷惑電話対策室(仮)】に電話することで調査することにします。

 

昨日の会話からすると、あの業者はランダムで電話をかけているようです。

それを考えると、ダメ人間同様、電話に迷惑している人が付近にいるかもしれません。

また、すでに何らかの被害に遭われた方がいるかも……(嫌な想像ですね)。

もしそういった事が聞ければ、何かしらの参考になるのでは、と考えました。

 

朝のうちに調べておいた【迷惑電話対策室(仮)】へ、貴重な昼休みを使って電話をかけます。

 

「はい。こちら【迷惑電話対策室(仮)】です」

「あ、すみません、私、ダメ人間と申しますが」

「はい、どういったご用件でしょうか」

「ええと、最近、○○と名乗る業者から、連日、電話をかけられてまして」

「はい」

「かなり迷惑をしているため、その件について、いくつかご相談させていただきたいのですが……」

 

……実はダメ人間は、電話をかけるのも受けるのも大の苦手です。

例の業者との電話は、自身のテンションが上がっているので、それなりに受け答えできますが、そうでないときは、上記のようにかなり【単語ぶつ切り状態】で会話してしまいます。

 

「はい、分かりました。ええと、業者の名前は○□でよろしいですか?」

「いえ。違います。『○○』です」

「あぁ……、○○、と……。では、その○○のダメ人間という人から迷惑電話がかかってくると」

「いいえ、違います!『ダメ人間』は私の名前です。○○から私のところに迷惑電話がかかってくるんです」

「あぁ……、そうですか。はい」

 

……時間にして一分程のやり取りなのですが、なんだか非常に不安になりました。

不安を解消するための相談窓口で、逆に不安にさせられるとは思いもしませんでした。

まぁでも、ぶつ切り状態で話すダメ人間の口調も問題なのだろうと思い、会話を続けます。

 

「それでですね。その業者からの迷惑電話に対する対処方法とか、類似懸案とか、そういったものについてお聴きできないかと思って電話したのですが……」

「ええと、ダメ人間さん?」

「はい」

「一番の対処はその業者からの電話に出ないことなんですよ」

「ええ。それは分かっているんですが。ただ私も電話に出ないワケには行かない事情がありまして」

 

これは真面目なお話。

ダメ人間の父親は脳梗塞で倒れ危篤状態になったことがあります。

幸い状態は回復したものの現在も通院をしなくてはならず、いつ何時、何が起こるかわからない状態なのです。

そのため、かかってくる電話は、ほぼ全部出るようにしているのです。

 

「はぁ、そうですか。……お宅の電話に相手の電話がわかるようなもの、ナンバーディスプレイというんですがね、そういったものは付いてないですか?」

「スミマセン。ウチの電話には付いてないんです」

 

……ちなみに留守番電話機能も付いてない……。

ダメ人間は一人暮らしを始める際、非常に貧乏だったから……。

電話機も安いやつ(当時2800円)を買ったんだ……。

 

「ン~、そうですか。……そういう電話がかかってきたら、拒絶の意思をハッキリさせるのがいいと思うんですが」

「それはもう何度もやっているんですよ。『話すことはなにもない』とか『もう電話をかけてくるな』とか」

「はぁ……」

「あとは相手が話している最中でも構わず電話を切ったりとかもしましたが、それでもかけてくるんですよね」

「はぁ……」

「……」

「……」

 

両者沈黙。

う~ん。相談させてもらっている立場の人間として、あまりこういう事を言いたくはないのですが……、

頼りにならねぇーーーーーーーーーーーー!!

 

頼むから『はぁ』とか、気の抜けた返事は止めてくれよ!

少なくとも相談者は不安だから電話してるのに、それじゃあ一層不安が増すよ!

……市が運営している性質上、ボランティアに近いモノだから仕方ないのかな……?

 

とりあえずこのまま沈黙していても仕方ないので、別件を訊いてみることにします。

 

「あの~、もしもし?」

「はい」

「今言った○○からの迷惑電話、同様の相談とかはなかったですか?」

 

相談所が持つ守秘義務のため答えてもらえないかとも思いましたが、あっさりと回答が返ってきました。

 

「『○○』と言う所に関する相談は、今のところ来てませんね」

「ああ、そうですかぁ」

 

これにはちょっと安心しました。

なにしろあの手の迷惑電話というものは、受け側の神経をすり減らします。

図太く鈍いダメ人間でさえ、あいつらとの対応には精神的に疲れてしまいます。

付近の方々が、そのような大変な苦痛を受けていないと思えるだけで、ちょっとホッとしました。

もちろん、この【迷惑電話対策室(仮)】へ相談が寄せられていないだけで、実際に被害に遭われている方がいらっしゃるのかもしれませんが……。

それでも自分の【目の届く範囲】に被害がなかったことに安堵しました。

 

「ところで、その○○という業者は、どういった感じで電話してくるんですかね?」

「はい。ええと、最初は住宅に関する現在の市場とか、物件紹介みたいな話をするんですが」

「はい」

「実際に物件を紹介するわけではなくて」

「はい?」

「話を進めるうちに『あなたと一度お会いしたい』みたいな感じになるんですよ」

「えぇっ!?ご住所とか言ってないですよね!?」

「ああ、その点は大丈夫です。向こうはこちらの電話番号しか知らないみたいでしたし」

「まぁ、そうでしょうね。そういうところは大体ランダムで電話してきますから」

 

へぇ、やっぱりそういうものなのか。

この【迷惑電話対策室(仮)】に電話をかけて、初めて実のある内容が聞けました。

 

「それで、まぁ、『ご主人の都合の良い時間は?』といった感じで、こっちのことを訊き出そうとしてくるんで、逆に向こうの住所とか電話番号とか訊いたんですけど、答えてくれないんですよね。まぁ、当然といえば当然なんですが」

「はぁ……」

 

あれ?

また『はぁ……』に戻っちゃったよ……。

もしかして、あきれてます?

 

「で、その会話の中で『お前んチに押しかけるぞ』といった感じの脅迫めいたことも言われたので、こうやってご相談させていただいてるんですけど」

「う~ん……」

 

そう言うと、向こうは考え込み始めてしまいました。

考えていただくのは構わないのですが、こちらにも【昼休み】という制限があります。

そこで申し訳ないのですが、せかさせてもらいました。

 

「あの~、もしもし?こちらも時間があまりないんですが……」

「ああ、スミマセン。あのね、ダメ人間さん。そういった連中の目的はハッキリ言って【金】なんですよ」

「はい」

「先程言われた『押しかける』というのは、まずありえないんです。住所自体分からないでしょうし」

「はい」

「なので、そういう連中がしつこく電話してくるとしたら、それはあなたから『もう少しで金が取れる』と思われている、ということなんですね」

「はい」

「ですから、そういった連中を諦めさせるには、あなたからは金が取れない、どうやっても無理だ、と思わせるしかないんです」

「はい」

「では、そのために何をすればいいかと言えば、やはり、そういった連中を相手にしない、というのが一番なんです」

「はい」

「電話に出ない。出てしまったら即座に切る。かけ直しには応答しない。こういったことが最良なんですね」

「はい」

「向こうから電話を『かけさせない』ようにするのは、ハッキリ言って不可能なんです。ですから、今言ったようなことを、しばらくは大変でしょうが、続けてみてはいかがでしょうか?」

「なるほど」

 

この時ダメ人間は二つのことを考えました。

一つは、この相談対応者に対する反省と感謝。

『頼りにならない』なんて思ってスミマセン。

相手の事情を聞き、現状を聞き、その上で最良と思われる対処を指示してくれる、立派な応答でした。

本当にありがとうございました。

 

そして、もう一つは、『やっぱりな』という、どこか諦めにも似た諦観の念です。

確かに対応者の方の案は最良の【対処法】でしょう。

しかしそれは結局、『相手が諦めるのを待つ』という受身の姿勢でしかありません。

例えソレを行ったとしても、連中はダメ人間以外をターゲットに変えるだけなのです。

結局、連中はやりたい放題。

【犯罪はやり得】という、クソッタレな現状を突きつけられた気分でした……。

 

「わかりました」

「はい。大変だと思いますが、まずはそういった対応をやってみてください」

 

と、このまま電話を切られそうになってしまいましたが、まだ訊きたいことがあったのを思い出し、慌てて呼びかけます。

 

「あっ、スミマセン!もしもし!?」

「あっ、はいはい。なんでしょう?」

「スミマセン。最後に一つ教えていただきたいのですが」

「はい」

「向こうが『押しかけるぞ』みたいなことを言ってたんですが、これっていわゆる脅迫には当たらないんですかね?」

「う~ん。それで脅迫というのは難しいと思います」

「そうなんですか……。じゃあ、脅迫と呼べるものってどこいら辺からなんですかね?」

「そうですね。はっきり脅迫と呼べるのは、例えば『お前を殺す』だとか『家に火を点ける』だとか、そういった風に、あなたやご家族の身体や生命、財産に危害を加えることを明確に口にした場合になります」

「はい」

「またどこかの映画やドラマのように、大声で威嚇をした場合も脅迫と捉えることはあるかもしれません」

「あるかもしれません?」

「はい。そういった場合、あなた以外の人がその声を聞き、さらにそれが相手を脅していると判断されなくてはなりません」

「つまり、私個人の印象では無理だと?」

「そうです。そうしないと、例えば喧嘩の際、大声を挙げただけで脅迫したことになってしまいますから」

「なるほど。それは困りますね」

「はい。ですので、いわゆる脅迫というのは、非常に狭い範囲の事しか言わないのだとご理解ください」

「なるほど。分かりました。ありがとうございます」

「はい。それではご質問は以上ですか?」

「はい。お忙しい中、長い時間、ありがとうございました」

「いえいえ。それでは大変だと思いますが、頑張ってください」

「はい。ありがとうございます。失礼します」

「はい、失礼します」

 

電話を切った後、自席に戻って考えます。

対応者さんの言った対処法は、すでに自覚していることだったのであまり意味はありませんでした。

しかし、会話の中で得られた情報には、いくつか意味がありました。

 

まず、脅迫に関する事。

結局、『殺す』とか『火を点ける』とか『爆破する』とか言わない限り、脅迫にはなり得ないのです。

なので、昨日の電話で十文字(仮)『あなたに危害を加えない』ということを明言したのでしょう。

これを明言しておけば、どんなに挑発的でも威圧的でも、脅迫と取られることはないからです。

 

そして、通話録音の重要性。

例え相手が脅迫を言ったとしても、実際には『言った/言わない』の水掛け論になってしまいそうです。

やはり第三者に判断してもらえる材料が必要でしょう。

もちろん脅迫証明以外のことに関しても、録音は必須のようです。

 

最後に連中の方向性。

対応者さんがおっしゃっていた「ナンバーディスプレイ機能」のことを考慮するならば、連中は番号非通知で電話をかけているはずです。

こんな物騒な世の中、番号非通知でかけてくるなんて、怪しくって仕方ありません。

しかし、そんな怪しい電話にも出てしまう、良く言えばお人よし、悪く言えば警戒心のない人間を連中は狙っているのでしょう。

警戒心がない(もしくは薄い) = 金を引き出し易い

こういう図式なのでしょう。

これでようやく、あれほど拒絶の意思を明示したにも関わらず、何度も電話をかけてくる理由が見えました。

ダメ人間があっさり電話を受けるから、警戒心がないと思われているんですね。

……。

『ここまで来ないと、それが見えなかったのか?』という問いには、『だってダメ人間ですから!頭の中身が不自由ですから!』と胸を張って答えておくことにします……。

 

 

 

 

 

この日は仕事がなかなか終わらず、帰宅が深夜になりました。

家にいない間に電話があったかもしれませんが、前記の通り、ウチの電話には留守番電話機能がないので、その点はどうなのか分かりません。

ただ、今日はもう電話はないだろうと思い、通話録音装置についてゆっくりと調べることにしました。

その辺りの事は、長くなったので、明日以降に続けます。スミマセン。

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2007年9月29日 (土)

∴My人生はトラブルだらけ

前回からの続きです。

今回、かなり長いです。スミマセン。

この長さのせいで、『続きは明日』なんて書いておきながら、ちっとも明日じゃなくなってしまいました。スミマセン。

でも、どうせ誰も読んでないから、まぁいいかっ♪

 

 

 

翌日(9/20)。

昨日考えた通り、

  • 相手の目的が何なのか。
  • 相手はこちらのことを、どこまで知っているのか
  • 相手の電話番号や住所はどこなのか。

を知るため、電話がかかってくるのを待ちます。

電話の横にはメモ帳。

長期戦になることも考えて、飲み物も用意しました。

 

程なく電話が鳴り出します。

電話に出る前に深呼吸を一つ。

気分を落ち着けて、受話器を上げます。

 

「はい。ダメ人間ですが」

「あ、もしもし。ダメ人間さんですか。私、○○の△△と言う者ですが」

 

昨日とは別の人間の様です。

声質とかは大差ないように感じたのですが、少なくとも昨日まで電話をかけてきた人間は、自身のことを『ワタシ』と呼称していました。

今日の人間は『私(ワタクシ)』です。

その点を加味して、一応、別人と考えておきます。

小さなことですが、こういったことも今のダメ人間には大切な情報です。

 

「はい」

「先日、ウチの××がお電話させていただいたんですが、覚えていらっしゃいますか?」

「はい」

「私、××の上司なんですがね。××が言うにはダメ人間さんから大変失礼な対応を受けたと。それで、当人は大変驚いておりまして、その辺りも含めて、本日は私が変わりにお電話させていただいたんですけどね」

 

まるでダメ人間に非があったかのような言い方です。

まぁ、確かに会社でガチャ切りなんかしたら、速攻で上司に説教くらいます。

でも、お前らみたいなのにやる分には、全く問題ねーんじゃね?

そもそも、お前らの対応自体が大変失礼なのは棚上げですか?

なんて思っている間にも、向こうはしゃべり続けています。

 

「××からどの程度お聞きになられたのか分からないんですが、今回きちんとコチラの趣旨を説明させていただいこうかと思いまして」

 

そんな事を言った後、最初の××同様、『住宅事情がウンヌン~』と話し始めますが、それを遮ってダメ人間が知りたかったことを聞いていくことにします。

 

「もしもし?」

「はい」

「お話の最中、申し訳ないのですが」

「はい」

「もう一度、御社のお名前をいただいてよろしいですか?」

「ああ、はい。【○○】です」

「はい。【○○】様ですね。ありがとうございます。それでは御社の住所をお訊きしたいのですが?」

「えっ……。東京の中野区ですけど……」

 

チッ。流石に住所は言わないか。

 

「東京の中野区……と。では、お電話番号をお教えくださいますか?」

「ハァ!?」(※以後、この『ハァ!?』が出たら、しり上がり調で読んでください)

 

この辺りで相手側の声に明らかな【苛立ち】が聞いて取れました。

これは良い傾向です。

人間、頭に血が昇ると、思わぬ失敗をしたりします。

この調子で苛立ってくれれば、ダメ人間の訊きたい事をポロリと洩らしてくれるかもしれません。

 

「あれ?聞こえませんでしたか?『電話番号を教えて欲しい』と言ったんですけど」

「いいえ、聞こえてます……。ダメ人間さん、ウチの電話番号を訊く事とお話をすることに何か関係があるんですか?」

 

こちらの質問には答えず、逆に質問を返してきました。

なるほど、電話番号を教えるつもりもない、と。

向こうの意図は見えましたが、構わずネバります。

 

「あれぇ?お尋ねしているのは私なんですけどぉ?」

「いえ!ですから!ウチの電話番号を訊くのと、話をするのと、どんな関係があるかって言ってるんです!」

「う~ん。教えていただけないんですかぁ?」

「教えられません!」

「どうしてですかぁ?」

「あぁっ!?」(←ヤンキーのにいちゃん風に読んでください)

 

ダメ人間が向こうの【趣旨】とやらを全く聞かない。

それどころか自分達の情報を探ろうとしている。

そういったことに慣れていないのでしょうか?向こうは完全に苛立っています。

もしかしたら、先程から語尾を微妙に伸ばして会話しているのも、苛立ちを増徴させているのかもしれません。

これまで向こうにあった【丁寧な言葉遣い】が完全に無くなりました。

 

「『教えられない』って言ってんでしょっ!?」

「ん~。なんで教えられないですかね?」

「なんで知りたいのか、その理由が分かんないからだよっ!」

「ああ、なるほど。じゃあ、その理由が分かれば教えていただける、と」

「……」

 

おっ?

初めて向こうが沈黙しました。

チャンス!?

 

「理由はですね、安全確保のためです」

「ハァ!?」

「安全確保のためです」

「ハァ!?ハァ!?

「安全確保のためです」

ハァ!?ハァ!?ハァ!?ハァ!?ハァァッ!?

 

ハァハァうるさい!

お前はアイシールド21に出てくる『ハァハァ三兄弟』かっ!?

よしっ!決めた!お前は今から【十文字(仮)】と呼んでやるっ!
(稲垣先生 村田先生 スミマセン)

心の中でツッコミを入れつつ、ハァハァうるさいのを何とかしようとします。

 

「あの~。もしもし?」

「ハァッ!?」

「何をキレてるんですか?」

「キレてないですよっ!キレてないです!スミマセンね!私、普段からこんな感じなんで!」

 

嘘をつけっ!

そんな奴ァいねぇよ!

よしんばいたとしても、お前、最初の方の話し方は全然そんなんじゃなかったろうがっ!

思わずそうツッコミたくなるのをグッと堪え、会話を再開します。

 

「そうですか。それならこちらの質問にお答えいただけますか?」

「ハァ!?質問?」

「はい。私、最初からずっと、そちらの電話番号をお訊きしてるんですけど?」

「教えられませんっ!」

「あれ?先程は『訊きたい理由が分からないから教えられない』っておっしゃいましたよね。ですから私はその理由を述べました。理由が分かった以上、教えられないってことはないと思うんですけど?」

「教えられません!」

「どうしてですか?」

「あなたがその電話番号を、何に使うか分からないからです!」

「えっ!?どういうことですか?」

「あなたがウチの電話番号を知って、それを悪戯とかに使われたら困りますから!ウチも会社としてやってますから、そういうのは困るんです!」

 

なるほど。

確かに言葉だけ聞くと一理あります。

企業宛にかかってくる迷惑電話は、ダメ人間の会社でも悩みのタネです。

そんなことが頭をよぎったせいか、この理由に対しすぐに反論が浮かばなかったため、論点をずらすことにします。

 

「ふ~ん。そうですかぁ。それで教えていただけないと。でもそうなると、私の安全が確保できないので、これ以上お話はできないですね」

 

これで向こうが諦めてくれるなら儲けモノ、なんて考えも抱きましたが、やはりそれは甘かったようで、向こうが話を始めます。

 

「安全確保、安全確保ねぇ~」

 

おや?

何か、向こうの口調にちょっと余裕が戻ってます。

こちらが向こうの言い分を受け入れたことで、クールダウンしたのでしょうか?

 

「ダメ人間さん。あなたの安全は確保されてますよ」

「そうですか?」

「そうですよぉ。何か危険を感じたら警察に飛び込めばいいじゃないですか。そうすれば警察はあなたのこと守ってくれますよ」

 

警察ねぇ~。

その言葉を使ってくれるなら、こちらとしてはまた話を戻せて大助かりです。

 

「警察ですかぁ。警察も暇じゃないですしね。何か証拠や証明できるものがないと動いてくれないんですよねぇ。というわけで証明の手段として警察に提出できるように、そちらの電話番号をお聞かせ願いたいのですが?」

「教えられません!」

 

【堂々巡り】とは正にこの事。

こちらが意図的にやっているからなのですが、会話が全く先に進みません。

因みに、これまでのやり取りで30分以上は経っています。

向こうもよく飽きないものだと、ちょっと感心しました。

まぁ、頭に血が昇ってしまい、時間の経過が分からなくなっているだけかもしれませんが。

このまま実のない会話を続けるのもいいかと思いましたが、その誘惑を振り切り、別のことを訊き出すことにします。

 

「住所を訊いてもお答えいただけない。電話を訊いてもお答えいただけない。ということでは、こちらも困ってしまうんですけどねぇ」

「……」

「ところでですね」

「はい」

「御社はこの間からずっと電話をかけてきていますが、私の電話番号をどうやってお知りになられたのですか?」

「それはランダムです」

「ランダム?それはないんじゃないですか?」

 

この時ダメ人間の頭に浮かんだのは『電話帳などからランダムに引き当てたのか?』ということでした。

しかし、ダメ人間は電話帳などに電話番号を登録していません。

よってランダムなんてのはありえないんじゃないかと思ったのです。

しかしこれは誤解で、その誤解は向こうがあっさり解いてくれました。

 

「ありえないことはないですよ。ダメ人間さんがお住まいのパスタ市カルボナーラの電話番号098-765-43**の下二桁を変えていけばいいでしょ」
(※書かなくても分かると思いますが『パスタ市カルボナーラ』は仮称です)

 

多分このランダム電話の作業は、こいつらが日常的に行っているものなのでしょう。

それゆえに特別なものとしての感覚が鈍り、あっさりと口に出たのでしょう。

おかげでこの一言は、ダメ人間にしっかりと情報を与えてくれました。

十文字(仮)はダメ人間の住所を『パスタ市カルボナーラ』と言いましたが、実際にダメ人間が住んでいるのはパスタ市ペペロンチーネ

実はダメ人間の電話番号をネットで地域検索かけると、なぜか『パスタ市カルボナーラ』が出てしまうのです。

つまり相手が持っているダメ人間の情報は、その程度のモノということです。

これは予想した通りでしたが、これで確証を得ることができました。

 

「あれ?そのランダム型でやっていくと、私の名前を知っているのはおかしくないですか?」

「そんなことはないですよ!」

「どうしてですか?」

「いいですか、ダメ人間さん。あなた、電話に出られた際、ご自分で名乗られてるんです。『ダメ人間です』って。それでウチの方も、あなたのお名前を知ることができたんです」

「えぇっ?そんなはずないんだけどなぁ。そちらから『ダメ人間さんですか?』って確認してきたはずなんですが」

「そんなことはないです!私もね、今回の電話でそうやって出られたのを聞いてますし、部下の××もそう言ってます。ダメ人間さんは無意識にやっていて覚えてないかもしれませんが、確かにそうやって出てるんです!」

「おかしいなぁ~」

「おかしくないです!これは間違いありません!会話も録音してますし!証拠もありますよ」

 

この後、「おかしいなぁ~」「そうかなぁ~」を連呼しながら時間を稼ぎます。

確かにダメ人間は電話に出る際『はい、ダメ人間です』と名乗りながら電話に出ます。

つまり、今回の名乗った名乗らないは完全にカマかけなのです。

相手がランダムで電話している以上、こちらの名前を元々は知らないことの確認がこれで取れました。

さらに、こちらが何も言わなければダメ人間の個人情報を、これ以上入手できないであろう事も推察できました。

なぜなら『会話を録音』しているからです。

こちらが洩らした情報をうっかり聞き逃してしまったなどという失敗を犯さないため、通話記録を残しているのでしょう。

もちろん先程までの堂々巡りが嫌で、証拠となりえそうな録音と言うものをハッタリとして使った可能性もあるのですが。

今にしてみれば、このとき「じゃあ、その録音を聞かせてください」くらい言っとけばよかったなぁ、と思います。

やっぱり、ダメ人間はオツムが不自由だなぁ……orz

 

さて、これまでいくつかの情報を得ることができました。

もちろんその内容は満足のいくものではありませんでしたが、それでも有益な情報はいくつか得られました。

そこでいよいよ最後に、こいつらの目的を探ることにします。

まずは向こうの論理に返す言葉がなくなったかのように沈黙します。

 

「……」

 

因みに、ここまでで約1時間。

いい加減、喉も乾いたので、ついでに水分も補給します。

こちらが沈黙したのを機と見たのか、向こうも一気にしゃべり始めます。

 

「それでですね、ダメ人間さん。私どもとしましては現在の住宅に関する情報をお伝えして、これを機に住宅について考えていただこうと、こういう事なんですよ」

「ふむ。つまり『住宅について考えていただくこと』がそちらの趣旨だたいうことですか?」

「いえいえ、そういうことではなくてですね」

「あれ?この間の電話でそちらの部下の方は『それが要件だ』とおっしゃってましたけど?」

「いや、それは違いますね、ダメ人間さん。それはこちらの趣旨をきちんと理解されていないです」

「えぇ?そうなんですか?」

「はい。私どもは今言ったような住宅の情報を、飛び込みの形でご紹介させていただいてるんですね。ですがそういった形ですと、なかなかお時間が合わないことも多いんですよ。ですので、まずはこうやってお電話でお話をさせていただいて、ダメ人間さんの都合の良い時間をお訊きして、その上でお会いさせていただこう、というのが今回の趣旨なんですよ」

 

なるほど。

なんとなく向こうの目的が見えてきました。

それをより明確にするため、会話を続けます。

 

「へぇ~、そうだったんですか」

「はい、そうなんです。それでですね……」

「いやね。私としましては、この間からのお電話の中で『あなた方に話すことは何もない』という事を充分に言ったつもりだったんですが、その点、きちんと伝わってないですか?」

「あのですね、ダメ人間さん……」

「そちらも時間の無駄を省きたいから、こうして電話してきてるんでしたよね?お話するつもりのない人と会っても時間の無駄ですし。つまりこれ以上はお互いに時間の無駄ということがハッキリしたと思うのですが。どうですか?」

「……お話をするつもりはない、と」

「はい」

「……こちらの話を聞くつもりはない、と」

「はい。さっきからそう言ってますが?」

「分かりました。ですが、こちらも商売でやってますんで、これでオシマイというわけにはいかないんですよ。ですんでね、ダメ人間さん。私、勝手にダメ人間さんのお宅にお伺いしますよ。そういうことならいいですよね?」

 

うん。

どうやらダメ人間が目星をつけた【相手の目的】に、間違いはなさそうです。

しかしまぁ、これまでの会話の流れのどこをどうすれば、それを『いいです』と言えるというのでしょうか?

【沈黙は了承】と取られないよう、ハッキリと拒否を伝えます。

 

「いいえ、よろしくないです」

「どうしてですか?こちらがお伺いするのは勝手でしょ?ビビってんですか?ビビってんですか?大丈夫ですよ!私、あなたに暴力振るったりするわけじゃないですし!」

 

なるほど。

確かにやってくる人間を止める手段はないな。ウチに来れるかどうかは別問題として。

それに、『ビビってんですか』なんて言われるとは思いませんでした。

よくTVのニュース番組なんかで【振り込め詐欺、その手段を取材】みたいなことやってますが、その詐欺集団の電話対応もこんな感じだったなぁ。

まさか自分の耳で直接聞くことになるとは思いませんでした。

まぁ、でも、そういう事ならば……。

 

「確かに来るのは勝手ってことになるんでしょうねぇ。でもそれなら、あなたの話を聞くかどうかも私の勝手という事になりますよね?」

「どういう事ですか?」

「はい。あなたが訪ねて来ました。私と会いました。私はあなたの話を聞くつもりはありません。ハイ、サヨウナラ。ということです」

「へぇ~。なるほど。でもそれは無理なんじゃないですかね?」

「どうしてですか?」

「私、あなたのウチの前で待ってますから。あなたもお仕事で外に出られるでしょう?外から帰ってきたあなたに直接お会いしてお話しますから」

「ふ~ん。でも、その話を聞かずに部屋に入ればいっしょでしょ?」

「それも無理ですね」

「どうしてですか?」

「扉の前でどかずに、部屋に入らせませんから」

 

おいおい……。

それはいわゆる【迷惑行為】だし、居住権とやらの侵害にもなるんじゃないか?

思わず本気でツッコミを入れてしまいました。

 

「それは……。犯罪行為じゃないですか?」

「犯罪っ!?いったい何が犯罪になると……」

 

ブツッ

ツー、ツー、ツー、ツー、ツー、ツー、……

 

と、ここで突然電話が切れてしまいました。

最後の方、相手はかなりムキになった感じで受け答えしていたので、このまま行けばあるいはもっと情報が……とも思い始めた矢先のことなので、ビックリしてしまいました。

残念に思いつつ、これまでに取ったメモを見ながら、握り締めたままの受話器を置くとすぐに電話が鳴り出します。

やった!

そう思い、急いで受話器を取りましたがすぐに切られてしまい……。

結局、この日それ以上の電話はありませんでした。

 

 

 

やはり【犯罪】という言葉はNGワードだったのでしょうか?

それとも一件に長々と時間をかけすぎたと判断した?

なにしろ電話を切られるまで、実に一時間半も会話していましたから。

 

まぁ、なにはともあれ、相手の情報がいくつか入手できたので、それを整理することにします。

まず、大きな情報として、相手は自分達の事を知られるの嫌っている、という事です。

その証拠は住所や電話番号を、決して口にしなかったことから窺えます。

これってかなり怪しいですよね?

もちろん、何度もしつこく電話をかけてくる時点で、かなり怪しいのは確かなのですが……。

 

次に、相手はダメ人間の電話番号と苗字だけは抑えています

しかし、それ以上の個人情報---例えば住所や名前、勤めている会社など---は知らないものと思われます。

正確に確認できたわけではありませんが、これはまず間違いないでしょう。

ただ、最後のやり取りの中で「お前ン家に押しかけてやンよ!ゴルゥァッ!」的な発言があったのは要注意かもしれません。

『知らないだろうと高をくくっていたら、怖いおじさん達に囲まれてました』では、話になりませんから。

 

最後に相手の目的。

これは今回の会話の中で、一番知りたかったことです。

その一端は見えました。

こちらと会う約束を取り付けること

これが目的でしょう。

もちろん会ってお話してオシマイ、なんてことになるはずもなく、その後色々なことをされるであろう事は想像に難くありません。

ゆえに、ダメ人間が最もやってはならない事は、

  • 相手と会う約束をする
  • 相手に自分の住所を知られる

この二点でしょう。

 

もちろん当たり前のことではあるのですが、このことを意識しておけば話の流れをそちらに向けずに済みます。

なにしろダメ人間は頭が不自由な人なので、用心に用心を重ねておきたいと考えたのです。

因みに『一番やってはならないのは、こいつらの電話に出ることじゃね?』という至極真っ当な意見は、聞かなかったことにします。

 

さて、これらの大きな情報以外にも、細かい情報がいくつか入手できました。

その中でも、

会話を録音している

というのは、なかなか興味深い情報でした。

本当に録音しているかどうかは、先に述べた通り未確認です。

しかし、この録音という手段は、別に相手の専売特許という事ではありません。

ですから、こちらも同様の手段を取れる、ということを気づかせてくれました。

 

 

 

 

 

以上の情報整理を終え、時間を見ると、すでに深夜となっています。

録音について、調べてみることに決めます。

また、相手の目的が分かった以上、同様の被害が出ていないか調べてみるのもいいかもしれません。

明日以降、これらを調べることにして、この日を終えました。

……まだ続いてしまいます。

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2007年9月27日 (木)

自身のトラブル≒ネタ

昨日の続きです。

 

翌日(9/18)。

電話が鳴り出します。

ダメ人間はなんの疑いも持たず、何気に電話に出てしまいました。

なにせ、昨日あれだけしっかりと拒絶し、さらにガチャ切りまでしたため、まさか同じところから電話がかかってくるとは思わなかったためです。

しかし、実際には……

 

「はい、ダメ人間ですが」

「もしもし、ダメ人間さんですか?○○の××(←苗字)ですが」

 

昨日と同じところからでした……orz

声からして昨日と同じ人物がかけてきているようです(昨日は名乗らなかったので)。

憮然としながらも、とりあえず受け答えます。

 

「……はい」

「なんか昨日、電話を切られてしまって、こちらか」

 

なにやら言い募ろうとするところを遮り、一方的に告げます。

 

「こちらとしましては、あなたとお話するようなことは何もありません」

ガチャ

 

言うべきこと(拒絶の意思)を言い電話を切った次の瞬間、電話が鳴り始めます。

きっちり無視。

20回のコールの後、電話は切れました。

 

 

 

しかし5分後。

再び電話が鳴り始めます。

無視。

20回のコールで鳴り止みます。

 

 

 

そしてその5分後。

また電話が鳴り始めます。

無視。

20回のコールで鳴り止みます。

 

 

 

そしてさらにその5分後。

またまた電話が(以下略)。

 

結局、この後30分間にもわたり、この『5分置き電話攻勢』は続きました。

流石にここまでされると、ちょっと怖くなります。

こちらはしっかりと拒絶の意思を示しています。

にもかかわらず電話をかけてくるということは、『それだけ』の理由があると言うことなのでしょう。

しかしそれが何なのか、全く分からないのです。

『恐怖とは無知から生まれる』とは某ホラー作家が言った言葉ですが、それを身をもって体験してしまいました……。

 

 

 

 

 

そして、さらに翌日(9/19)。

まぁ、予想通りといえば予想通りなのですが、やっぱり電話が鳴り始めました。

もう、無視を決め込んでしまおうかとも思いましたが、再度こちらの意思を明確にすることで、この迷惑電話が終わるかもとも思い、電話に出ることにしました。

 

「はい、ダメ人間です」

「あ、ダメ人間さんですか。ワタシ○○の××といいますけど」

 

やっぱりコイツか……。

そう思いながら相変わらず何かを言い募ろうとする相手を遮って、こちらの意思を明示します。

 

「ちょっといいですか、××さん?」

「はい、なんですか?」

「あなたこの間からずっとウチに電話をかけてきていますが、それっていい加減迷惑なのでやめてもらいたいんですが」

「いや、それは、無理ですよ」

「どうしてですか?」

「いや、それは、こちらも仕事ですし、」

 

お前の仕事なんて知ったことか!

 

「ダメ人間さんがワタシの言うことを聞いてくれないから、こちらも何度も電話かけることになってますし」

 

まるでダメ人間が悪いかのような物言いにカチンと来たため、まだ何かほざいている相手を無視して、今回も一方的にこちらの言いたいことだけを告げることにします。

 

「いいですか、××さん。この間から私は『あなたと話すようなことは何もない』と言い続けています。そして今回『迷惑だから今後電話をするな』という意思を明確に告げました。それをきちんと理解してください」

ガチャ

 

……まぁ、正直、電話を切った後『つーか、これで終わるなら最初で終わってるよな』と自分のバカさ加減に鬱が入りかけました……。

案の定、すぐに電話が鳴り始めます。

『すでにパターン化してきてるな、この展開』と思いつつ、コールを無視。

きっちり20回のコールの後、電話は切れ、そして5分後に再コール。

今回の『5分後電話攻勢』は約1時間続きました。

ちなみに、最後の方はコール音が近所迷惑かと思い、電話機のコール音を消音状態にし、ランプの明滅でコール回数を数えてましたw

こんな時でも近所を気にする自分の小物ッぷりが、ちょっと悲しかったりします……。

 

 

 

 

 

とりあえず今後の対応を考えます。

今後もこの迷惑電話は続くことでしょう。

きっちり無視をする、というのが一番の対応なのでしょうが、それではクソゲーをプレイするという貴重な時間を削られたダメ人間のハラのムシが納まりません(『そんな時間はちっとも貴重ではない』という意見は無視します)!

となれば、あるのは【報・復】の二文字のみ!!

もちろん報復といっても、『相手の所に乗り込んで大暴れ』なんていうマガジン的ヤンキー漫画のような意味ではありません。
(第一ダメ人間には、そんな腕っ節もありません)

 

クソゲーで遊べない分、こいつらで遊ぶ!!

 

これこそが、ダメ人間にできる(正確には『ダメ人間でもできる』)報復なのです!

 

 

 

とはいえ、このゲームを開始するには色々なものが足りません。

中でも【情報】の不足は、いかんともし難いものがあります。

 

相手の目的が何なのか。

相手はこちらのことを、どこまで知っているのか(まぁ、電話番号と苗字くらいでしょうが)。

相手の電話番号や住所はどこなのか。

 

そういった事を少ずつ埋めていく方法を考えながら、この日を終えたのでした。

長いので、また明日に続きます。スミマセン。

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2007年9月26日 (水)

ネタまみれの人生

2週間ぶりの更新です。

しばらく更新しなかったのには理由がありまして。

今回はその理由を書こうかと思います。

まぁ、実にダメ人間の運のなさを物語るモノなので、笑っていただけたら幸いです。

 

 

 

事の起こりは9/17(敬老の日)のでした。

いつも通りblogのネタを求めてゲームをしていたダメ人間の自宅に、電話がかかってきました。

ダメ人間と親しい人、及び仕事関連の人には携帯の番号を教えてあるため、自宅に電話がかかってくるときは大半が『ロクでもない勧誘の電話』です(たまにまともなモノがあるのであなどれません)。

今回もソレだろうと思い気軽に電話に出ました。

 

「はい。ダメ人間(←実際はダメ人間の本名)ですが」

「あ、ダメ人間さんのお宅ですか」

「はい、そうですが」

「私、○○(←会社名)というところの者ですが」

「はい」

「ダメ人間さんは今、賃貸系のアパートかマンションにお住みですか?」

「はい。そうですけど」

 

この受け答えの時点では、住宅関係の勧誘だと思いました。

なにせ、この手の電話はしょっちゅうかかってきますから。

ですので、今回も向こうがまくし立てる物件情報の途中で「要りません」とハッキリ伝えれば、事は済むと思ったのです。

 

「実はですね、現在の低金利の中、住宅に関してはかなり入手し易い状態となっておりまして、私ども、そういった状況の中、飛び込みで色々な情報を提供させていただいてるんですけども、」

「はぁ」

「ダメ人間さんはお帰りが遅いのかなかなかお会いできることがありませんので、今回こうしてお電話で低金利の現状と住宅についての状況をご説明させていただきまして~」

「???」

 

なんかいつもと勝手が違います。

いつもならここいら辺で『それで今回、低価格のマンションをご紹介させていただいてるんですが』みたいな営業トークが始まるはずなんですが……。

電話の向こうではまだ何か長々と語っていますが、そういった営業トークが始まる気配もないため、途中で遮って問いかけてみました。

 

「もしもし?」

「はい」

「なんか色々語っておられますが、結局、ご要件はなんなのですか?」

「はい、要件はですね、低金利の現状を見た際、住宅物件の関する状況は~」

 

いや、それ、さっきから聞いてるし。
全然【要件】になってないし。

などと内心でツッコミを入れつつ、再度向こうの話を遮ります。

 

「もしもし?」

「はい」

「ですから、ご要件はなんなのでしょうか?」

「あはは。ええ。要件はですね、このような状況をお伝えした上で、ダメ人間さんの住宅に関する考えを教えていただきたいんですよ」

 

頭の『あはは』というまともな営業なら絶対にやらないであろう人を馬鹿にした感じの笑い(お聞かせできないのが本当に残念です)や、『なんで突然電話をかけてきて長々とくっちゃべってた見ず知らずのお前にそんなこと教えなきゃならんのだ!?』という思いもあり、この時点でかなりイラッとしました(ないないづくしのダメ人間は【こらえ性】もないのです)。

とはいえ、ここで声を荒げたりしても何の意味もないため、平静を装って(装いきれていたかはかなり疑問ですが……)こちらの意思を伝えます。

 

「別にあなたに言われて考えるような事はありませんし、何かあったとしてもそれをあなたに伝えるつもりも、伝えなきゃならない理由もありません!」

 

普通この手の電話は、こちらから【拒否の意思】を伝えれば、その時点で終了です。

拒絶された以上、向こうは『そうですか、残念です。また今度お願いします』みたいなことを言うのがせいぜいです(これまでの経験上はそうでした)。

そのため、向こうが次に言った事を、ダメ人間は一瞬理解できませんでした。

 

「どうして教えていただけないんですかぁ?」

 

……今になってみれば、どうして『教えていただける』と思えたのか訊いてみればよかったかなと思いますが、思考停止してしまったこの瞬間にそんな冷静な考えは浮かびません。

こう言うのが精一杯でした。

 

「今、お伝えした通りです。あなたに教えなくてはならない理由がありませんっ!」

 

再度の拒絶。

これで終わるだろうと思ったのですが、向こうの対応はコチラの予想の斜め上を行っていました。

 

「えっ?どうして理由がないんですか?」

 

……今になってみれば、どうして『理由がある』と思えたのか訊いてみればよかったかなと(以下略)

 

正直、絶句する以外ありませんでした。

こういう奴らは、自分達の目的(それが何かは知りませんが)を果たすまで、なんだかんだと言いつつ電話を続けるのでしょう。

それを理解した以上、この先の会話を続ける必要を感じなかったため、向こうからの呼びかけを一切無視して電話を切りました。

 

……やれやれ。無駄な時間だった……。

 

そう思いつつ、ゲームに戻ろうとした瞬間、また電話が鳴り出します。

さっきの奴であろう事は、さすがのダメ人間でも察しがついたため、電話に出なくてもいいような気もしましたが、一応出てみました。

 

「もしもし。ダメ人間さん?なんかいきなり電話切れちゃって、どうなさっ」 ガチャッ!

 

予想通りだったので、問答無用でガチャ切りです。

その直後、また電話が鳴り始めましたが、流石に今度は放置。

30回のコールでやっと電話は鳴り止みましたが、そのしつこさにかなりイライラさせられました。

 

 

 

上記のやり取りは、かなりはしょっているため短いですが、実際の時間では30分近くが過ぎています。

この時はあんな馬鹿げた電話のために無駄になってしまった時間が30分もあったのを嘆いたのですが、今になって思えば、こんなものはまだまだ可愛いモノだったのです……。

 

そう、これはこの後続く、長い戦いの幕開けに過ぎなかったのです……。

 

 

 

 

 

なんてお約束の引きを入れつつ、長くなってしまったので明日へ続けます。
スミマセン。

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2007年9月12日 (水)

『ひぐらしのなく頃に』をいまさらプレイ

新作『うみねこのく頃に』が出ている今頃になって、やっと読んでみた。

07th Expansion ひぐらしのく頃に

 

途中、読むことがかなり苦痛だった。

一つの事柄を

  • 客観
  • 主観
  • セリフ

と、三回重ねて説明する必要はどのくらいあるのだろうか?

作中、何度も現れる【客観】【主観】【セリフ】の過剰な説明に、かなり辟易した。

 

 

 

この作品は様々なジャンルとして見ることができる。

『閉じられた並列世界』は【SF】だし、『奇病』は【ホラー】、『神と超常現象』は【ファンタジー】、『連続怪死事件』は【ミステリー】で『黒幕』は【ピカレスク】だろうか。

だが、なにより強く描かれるのは【人間劇】ではないだろうか。

人と人が織り成す悲劇や喜劇、そして可能性。

そういったものを描こうとしたのではないかと思う。

 

 

 

……「思う」……。

残念ながら、こういう曖昧な表現しかできない。

作者が伝えたかった事は、ダメ人間では理解しきれなかった。

 

なぜか。

一つには『ジャンルの複合』が上げられる。

様々なジャンルを合わせる事は、食材を鍋で煮込むのに似ている。

 

多くの食材を鍋で煮込むのは、確かに旨みがでて良いのかもしれない。

しかし、料理法を間違えれば、ギトギトと油っぽく変に生臭いスープとエグみのある具が出来上がる。

食べられたものではなく、無理に食べれば腹を壊す。

 

本作がそこまで酷いとは言わないし、言えない。

料理法は間違っていない。

しかし、多くの具材を放り込んだせいで、どの旨みもぼやけてしまっている気がする。

 

いま一つの理由に『文章』を上げる。

先程の料理の例で言えば、文章は『味付け』にあたる。

どんなに旨みの出たスープも、塩を入れる量を間違えば塩辛くて飲めない。

前述した『過剰な説明文』という『味付け』は、ダメ人間の舌には合わなかった。

その『味付け』が気になるあまり、スープ本来の旨みを感じ切れなかった。

 

 

 

もちろんダメ人間の舌が貧乏舌で、高尚な素材をきちんと味わいつくせないのが最大の問題だ。

SF→ミステリー→ホラー→ヒロイックファンタジーと腐りきった読書暦を重ねてきたダメ人間が、上記のような題材に飽食気味なのも問題ではある。

しかし「もう少し煮込む時間が長くて味付けを考えてくれたら」と思うのは、受け取り手の我侭だろうか?

その点が残念であった。

 

今後は『ひぐらし』にハマッたらしい友人と『ひぐらし談義』でもして、別の味わいを感じようと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんて事を、手元にあった書籍批評の雰囲気に似せて書いてみましたが、実は全然似てない上に疲れたので、もう二度とやらないと心に誓いました……。

やっぱりダメ人間は駄目だなぁ……orz

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2007年9月 4日 (火)

小ネタ

Amazonさんでゲームを買おうかと思い、サイトを開いてみたら、

Amazon_01  

 

こんな表示が。

 

見づらいので拡大。

Amazon_03  

 

利用可能ポイントがキリ番w

こういうのを見つけたときって、なんかちょっと嬉しいです。

 

 

 

でも、

Amazon_02  

 

Amazon_04  

 

残念ながらダメ人間は『さん』じゃない。

もののけ姫 (←【参考】もののけ姫 より サン画像)

 

 

 

こんな格好した事ない。

Photo  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(【参考】もののけ姫 サン コスプレ写真)

 

 

 

……相変わらずAmazonは『JSP』の作り込みが甘いなぁ……。

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2007年9月 3日 (月)

遊んできました

JGC2007に参加してきました。

Jgc_bn02  

 

 

いろいろなイベントがありました。

いや~、楽しかった~っ♪

 

もちろんイベント以外でも遊びまくりました。

カルカソンヌ

Photo  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴルドブロイ

Photo_2  

 

 

 

 

 

 

 

サンクトペテルブルグ

Photo_3  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナイアガラ

Photo_4  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これらボードゲームに加え、TRPGを何卓かでプレイしました。

 

こんなダメ人間とゲームをプレイしてくれた方々に感謝です。
ありがとうございました。

 

 

 

ダメ人間の友人は、なかなかボードゲームで遊んでくれないからなぁ~。
TRPGも人数がいないからできないし……。

この3日間は本当に楽しかったです。

こんなイベントを開催・運営してくださるスタッフの皆様にも感謝です。
本当にお疲れ様でした。

 

 

 

最近は全くチェックしていなかったドイツのゲーム大賞も、またチェック入れ始めようかな……。

でも、たとえゲームを買っても、やる人いないしなぁ……。

 

どこかのサークルイベントにでも参加しようかと、ちょっと思い始めています。

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2007年9月 2日 (日)

取りこぼし

コンボで必死(必ず俺が死亡)

テイルズ オブ デスティニー(特典無し) テイルズ オブ デスティニー(特典無し)

販売元:ナムコ
発売日:2006/11/30
Amazon.co.jpで詳細を確認する

下手は下手なりに頑張ったおかげか、
最近は結構楽に『ディフィニットストライク』が決められるようになってきました。

それでも、どうしても「これは無理だ……」と諦めて、先に進む事もあります。

 

ストーリー終盤に入ったところで、これまでの取りこぼしをチェックしたところ……、

Rakugaki_005  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フィリアばっかりでした……。
うぅ……。このキャラ、もういやだ……。

 

 

 

晶術→晶術のコンボが決められません……。

晶術詠唱の間、仲間が『のけぞり(コンボ受付状態)』を維持しなければならないのですが、これがなかなか上手くいきません。

 

実際のキャラ操作としては、

晶術詠唱→操作キャラチェンジ→晶術詠唱指示→操作キャラでのけぞり維持→コンボ

となるのでしょうが、これをやれと言われても「できません!」としか言えません。

ダメ人間の反射神経は通常の1/3の速度しか出ないんだよっ!!

 

 

 

 

 

……とりあえず、もう一周して『ディフィニット戦記』を完成させるかどうか悩みつつ、
本日は終了です。

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2007年9月 1日 (土)

たまには幸せな時もある

普段から鬱だ鬱だと繰り返すダメ人間ですが、たまには幸せを感じる瞬間もあります。

Rakugaki_004  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(↑幸せな瞬間)

 

 

 

最近はMeiji Fran

Fran_2   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キリン ディアボロ・ジンジャー

Ginger  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この2品をおやつに、のんびりとゲームをプレイするのが最近の幸せです。

 

 

 

 

 

でも、この2品は近所のコンビニに置いてないのがちょっと鬱。

しかも品置きのあるコンビにまで20分も歩かなければならないのがもっと鬱。

結局、

鬱>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>幸せ

になるんですよね……。

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