終了。
随分とタンパクな終わりでした。
9章で伏線を回収できていなかったため、
10章でなんとかするのかと思いきや、
そんな気はこれっぽちも見せずにサラリとエンディング。
……いや、シナリオライターさん的には、
全て回収済みなのかもしれませんが……。
まぁ、とりあえず区切りついたので、
総評的なモノをば……。
まず、ストーリー。
大筋はいいんですよ。大筋は。
特別な力を持った少年が、その成長と共に力に目覚め、世界を冒険する。
全くの王道です。
ただ、それに付く枝葉がひどい。
ひどすぎる……。
専門用語で過剰に飾りつけたり、何度も同じ説明が繰り返されたり、
そうかと思えば肝心な部分の状況説明がまるでされなかったり……。
手法として、
- 一から十まで全てを説明する必要はない。
- 見せたい部分をしっかりと見せる。
- 見せない部分は、受け手に想像させる。
というのは、決して間違ってはいないのですが、
肝心の
- 何を見せたいのか、もしくは何を見せたくないのか
- 何を想像して欲しいのか
が、全く伝わって来ませんでした。
余分な枝葉が付いたせいで、
肝心の大筋がぼやけてしまった印象があります。
次に演出。
これも、ひどい。
ストーリーが進む際、様々なイベントが発生しますが、
これらイベントが時にはアニメで、時には一枚絵で、
ときには2頭身キャラのドット絵で表現されるため、
どれもこれも中途半端な印象で、全体的なまとまりを欠いている気がします。
特に7章のアクアディーネのところは、あまりに唐突過ぎて、
なぜ突然2D?
アニメでいいじゃん。
つーか、ここを2Dにするなら、他も2Dで良いのでは?
と言いたくなってしまいます。(予算の都合でしょうが)
各イベントを渡された開発チームが、
横同士の話し合いもなくバラバラに作ったものを、
後で順番に並べただけ。
そんな印象を受けてしまう演出でした。
そして、システム。
これはなぁ……。
もうちょっとなんとかならなかったのかなぁ……。
例えば、マトリクスギア。
ゲームでは全員がマトリクスギアに8個までマトリクスを入れられます。
これが非常に没個性。
せっかくキャラは(それなりに)立っているのですから、
それぞれのマトリクスギアにも個性が欲しかった。
- カイトのギアには身体強化系しか入らない。
- ヘルマのギアには呪文なら10個まで入る。
- ガウェインのギアはカートリッジ式なので万能型。
- ビスタのバズーカ型ギアは大型のため、ライカの銃より多く入れられる。
などなど……。
こういう個性こそがシミュレーションゲームとして
愛着を持たせる方法なのではないでしょうか。
また、ギアにマトリクスをセットする際に必要なコードも、
同系統をセットする(AT+4にAT+10を上書きするなど)なら、
「差分を払えばいい」などの措置があっても良かったと思います。
コード取得量と消費量のバランスがメチャメチャな気がしました。
やりこみ要素たる自由戦闘”ヘブンズゲート”とアルビノも、
やっていて面白くありません。
練成にかかる賢者の石の消費量を多くし、
取得量を少なくすることでプレイアビリティを高めようとしているのでしょうが、
上手く言っているとは思えません。
むしろわずらわしいのですが、
これはダメ人間に根気がないせいだとも言えるので、
はっきりと「悪い」とは言えませんが、
正直、どうにかして欲しいです……。
他にも、ミニゲームの必要性とか、戦闘バランスとか……。
書き始めるとキリがなさそうなので止めときます……。
いろいろ書きましたが、
最後に良かった点を。
オープニングの曲。
いいですね!気に入りました。
アイキャッチの絵。
いいですね!気に入りました!
……以上、2箇所しかないうえに、
どちらもゲームの内容とは関係ないところですが、
他のは思いつきませんでした……。
文句ばかりを言いつつも、クソゲー大好きなダメ人間は、
とりあえず2周目を少しやってみることにして、本日は終了です。
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